【農民から天下統一へ】日本1出世した男の非常識な発想法
2013-09-25
こんにちは、杉原です。
【農民から天下統一へ】日本1出世した男の非常識な発想法
先日、治療院集客の会員様とこんな会話をしました。
引用許可を得ていないのでK様としておきましょう。
K様は、地方で整骨院をされていているのですが、少し状況が違いました。
何が違うかということ、
「この人は、きっと上手くいくだろうな」
と、ふと思ったのです。
そして、ホームページを作ってPPC広告を出稿して1カ月後のことです。
K様:「すごいです、毎日2,3人の新患さんがいるのですが、
その半分はホームページを見たと言っています。」
杉原:「それはすごいですね。PPCをご自身でやられてみたようですが、どうですか?」
K様:「Googleに勧められてPPC広告も作ってみました。
でも、杉原さんのキャンペーンと比べると、ずいぶんクリック単価が高いですね。」
杉原:「そうですね、基本的にGoogleは強気のセッティングをします(笑)
こちらも私が追加設定しておきますね。」
というわけで、予想通り序盤からものすごい集客数をしている方なのですが、
SNS集客を始めまだできそうなことがたくさんあるので今後がとても楽しみです。
さて、ポイントはこの「始める前から上手くいくだろう」というところにあるのですが、
なぜそう感じたのでしょうか。
私の会員様は毎月最新の集客状況を教えていただいているのですが、
そうすると
1.どこの地域で
2.どんな業種が
3.どんなマーケティングで
上手くいっているかという情報が集まってきます。
それらをまとめていると、やはり”成功パターン”というものが見えてくるのです。
すると、ホームページを作る前から大方上手くいくかどうかが見えてくるのですね。
今回のK様は、地域や業種などがバッチリ成功パターンでしたので、
始める前から上手くいくという予感がしていたのです。
■会話は続きます
杉原:「今回の事例はとても面白いので、みなさんとシェアさせていただいてもよろしいでしょうか。」
K様:「もちろんです、必要なデータがあったら言ってください。
ぜひ皆さんとお会いして、事例報告会みたいなこともしたいですね。」
K様だけではないのですが、昨年からの会員様で長く上手くいっている人は、
「自分の成功事例を出し惜しみしない」
という方が多いです。
自分が知っている貴重な情報を、他の大勢の人に教えると、
教えた人は1段レベルが上がると言われています。
自分だけのものにしていても、時代が変わると情報も価値がなくなっていきますからね。
それなら早々に人に教えていった方が良いケースが多いということです。
■また、上手くいく人の戦略面では?
また、上手くいっている人の特徴として、
戦略面では人と戦うことを非常に嫌いますね。
「あのライバルに勝つにはどうすればよいか」
という発想よりも、
「あのライバルと戦わないで済むにはどうすればよいか」
という発想になっています。
「孫子の兵法」という戦略本にも書かれておりますが、
戦わずして勝つ、ということが冒頭で話されています。
兵法書なのに、冒頭から「戦うな」ですよ(笑)
戦争は最終経済で、基本は戦ってはいけないと書かれています。
やむをえず戦わざるを得ない場合は、絶対勝て、とも書いてありましたね。
■日本1出世した男・・
また、このメールのタイトルでもありますが、
戦国時代に、農民から天下統一まで1代でのしあがった人物がいます。
豊臣秀吉です。
「新史太閤記」という本にその記録がかかれているのですが、
豊臣秀吉もまた、血を流すことを嫌ったそうです。
当時では珍しい、「寝返り工作」でどんどん敵を味方につけていったということですね。
直接戦わず、交渉で自分に有利な立場にもっていったというわけです。
やむを得ず敵の城を攻める際には、直接剣を交わさず
「兵糧攻め」という手法をよく使ったそうです。
食料がなくなって自主的に降参するのを待つ、という戦法です。
また、秀吉は、「人たらし」と呼ばれるほど
人を喜ばす天才だったと言われています。
それは味方はもちろん、敵に対してもそのような態度だったそうで、
農民から天下統一まで1代でのしあがった人物は、
やはり非常識な発想の持ち主だったようです。
■編集後記~周りから応援されるには~
500年前の戦いも、現代のビジネスも同じことが言えますが、
「自分が上手くいったらその方法を人に教えてあげる」
ということをしている人は周りが味方だらけになってきます。
「人から応援されるような人間になる」
まずは、目の前の人ですね。
患者さんであったり、隣に座っている人だったり、家族であったり。
人生は80年と長いですから、目先の利益だけ追うのではなく、
長期的な利益を考えて行動していきたいものです。