【治療院整体院のスマホ集客】具体的な3つのステップ
2013-07-25
こんにちは、杉原です。
「治療院・整体院のスマホ集客、具体的な3つのステップ」
先日、スマートフォン向けのホームページ制作と
PPC広告代行でご入会いただいた方にこんなご相談をいただきました。
仮名でK様としておきます。
K様:「スマホ用のホームページ制作と、PPC広告の代行をお願いしたいのですが、よろしいでしょうか。」
杉原:「はい、大丈夫です。スマホ向けはぜひやられた方が良いですね。」
■スマホ向けの現状
治療院のネットからのアクセス数は、年々携帯スマホが優勢となっています。
2011年は パソコン > 携帯スマホ
2012年は パソコン = 携帯スマホ
2013年は パソコン < 携帯スマホ
と、2013年にはスマホ経由のアクセス数がパソコンを超えましたね。
また、アクセス数だけでなく、確実に申込数もスマホ経由が増えてきました。
私の母親も、2013年はパソコンよりも携帯スマホの方が2倍多いような状況です。
したがって、スマホ対策はもはや必須ということですね。
■電話は続きます・・
杉原:「パソコン向けのホームページはすでにお持ちですか?」
K様:「はい、あります。○○と検索していただければでてきます。」
というわけで、早速パソコン向けのホームページを拝見させていただきました。
すると、とても素敵なホームページで、結構お金もかかっているな、という印象でした。
しかし、ここで1点気になったことがあったのです。
ご相談は続きます。
K様:「PPC広告は、○○市 整体というキーワードで出したいのですが」
杉原:「はい、そちらも可能です。
ただ、ひとつ気になることがあるのですが・・」
杉原:「現在のホームページ、PPC広告で○○市整体で広告を出すことは可能ですが、
費用対効果が合わない可能性があります。」
そしてこう続けました。
杉原:「さらに、来年、再来年はさらにその傾向が強まります。」
K様:「そ、そうなんですか。では、どうすればよいでしょうか。」
杉原:「今すぐとは言いませんが、○○市の中でも△△区に絞ったり、
何か得意な症状に特化された方が良いでしょう。」
最近この手のご相談が増えています。
お金をかけてデザインは良くしたが、ホームページからの反応が少ない。
したがって、スマホ向けやPPC広告のような新しいマーケティングを追加したい、というご相談です。
スマホ向けのマーケティングを追加するのは大いに結構なことで、
これはぜひやられた方が良いでしょう。
しかし、最新のマーケティングをとりいれながら、
基本に立ち返ることも重要です。
■治療院向けスマホ対策 具体的な3つのステップ
基本を抑えながら、最新のスマホ対策も取り入れた3つのステップはこちらになります。
1.エリアと切り口
2.売れるスマホサイト
3.PPC広告とSEO対策
それぞれ説明すると、
1)エリアと切り口
まず1番目のエリアと切り口というのは、
“ズバリあなたの整体院はどんな整体院ですか?”という質問に答えるだけです。
例えば、私の母親でしたら、
http://aimiseitai.com/
「いわき市の女性による出張整体」
ということになりますね。
小学生にでも分かるようなメッセージが良いでしょう。
2)売れるスマホサイト
売れるスマホサイトというのは、例えば私の母親を例にとりますと、
http://aimiseitai.com/i/
1.サイトを開いた瞬間、何屋さんかが一発で分かること
⇒さきほどの、「いわき市の女性による出張整体」が一目で分かること、です。
2.ワンクリックで電話ができること
⇒これは電話リンクというものを入れればOKです。WEB屋さんなら誰でも知っています。
3.写真中心であること
⇒文章よりも、写真で見せる、ということですね。
以上の3点を抑えれば、高い反応率が出ます。
デザイン性よりも、以上のような基本的な部分を抑えていればとりあえずOKです。
3)PPC広告とSEO対策
SEO対策については、パソコンとスマホの検索結果はほぼ同じですので割愛します。
PPC広告ですが、基本はGoogleのアドワーズ広告ですね。
パソコンと大きくことなるのは、”掲載枠が少ない”ということです。
例えば、スマホで「○○市 整体」と検索すると、
PPCの枠は実質的に2つしかありません。
(下の方にいけばもっとありますが、下まで見る人はほとんどいません)
パソコンなら、3つも4つも表示されますよね。
したがって、スマホ向けのPPC広告は、掲載順位1位または2位を狙うというのがポイントです。
以上の3点、
1.エリアと切り口
2.売れるスマホサイト
3.PPC広告とSEO対策
がそれぞれ平均点以上を超えていれば、スマホ経由の集客は目に見えて増えてきます。
■しかしここで注意点です。
さきほど書きました通り、スマホ向けのPPC広告枠は実質2枠しかありません。
しかも、パソコンのユーザーと違って、スマホ向けは比較が面倒なので
上位2サイトくらいで申込を決定してしまいます。
すなわち、スマホからの集客は”用意された椅子が少ない”ということですね。
パソコンに比べて、競争激化のスピードが早いだろうという予想がつきます。
今ならまだ大丈夫ですが、来年、再来年のことを考えると、
やはり基本に立ち返って「エリアと切り口」をいかに差別化するかというのが王道になってきます。
■最新のマーケティングを取り入れつつ、基本を抑える
携帯スマホ対策などの最新マーケティングをとりいれながら、
常に「エリアと切り口」を確認する。
また、将来的にはブランディングによって「指名検索」で集客もしていきたいものです。
これらをすることによって、長く治療院経営を続けることができるでしょう。