コラム:効果的な節電方法を元エンジニアが解説
治療院など店舗ウェブ集客サポート歴12年
東北大出身で本の著者の杉原です。
今回は、「コラム:効果的な節電方法を元エンジニアが解説」というテーマになります。
最近、電気代が高くなったという声を
多方面で聞くようになりました。
中にはオール電化で電気代が
元々月3,4万払っていたという方が月5,6万になったとか、
住宅ローンより電気代の方が高いなど驚きの声も耳にします。
実際私の事務所でも、つい先日電力会社より
電気代がこの春値上げになりますというハガキが届きました。
プランにもよりますが約30%ほどの値上げだそうです。
ところで、店舗を経営していると
電気代は必ずかかってくるわけですが
効果的な節電方法をコラムとして解説します。
まず、電気代といってもその内訳を見ていくと
もっとも電気代がかかりがちなのは
「冷たい空気を電気で大量にあたためる”エアコン”」
になります。
冷えた空気や水をあたたかくするときに
電力を大きく消費するわけですね。
電気回路には
(1)パワー系
(2)シグナル系
と2種類あって
(1)パワー系というのは
冷たいものをあたためるという
消費電力が大きいものを言います。
一方(2)シグナル系というのは
スイッチのON/OFFを切り替えるだけの電力で済むので
さほど消費電力は大きくありません。
エアコンはパワー系の代表格ですが、
同じような暖房器具で石油ストーブは
シグナル系回路しか入っていないので電力は思ったほど大きくありません。
ここで、効果的に節電するには
パワー系をいかに抑えるかにかかってきます。
具体的には、
・エアコンは現状温度維持に使い、
初動のあたためは石油ストーブを併用する
・空気全体をあたためるのではなく、
肌に直接作用する部分をあたためる
などがあります。
エアコンで空間をあたためる場合は
冷たい空気を目標温度に上げる初動で
大きな電力を消費します。
いったん目標温度に達すると、
現状維持にはさほど電力を消費しません。
というわけでマンションとかでなければ
「初動だけ石油ストーブで補助する」
というのが効果的になってきます。
(灯油価格はさほど値上がりしていません)
また、エアコンのように空間をあたためるのではなく
肌を直接温める方法として、
「電熱ウェア」というものがあります↓
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自動車でいうシートヒーターのようなもので
以前はレクサスのような高級車には実装されていましたが
最近はいろんな車種にも実装されるようになりました。
あくまで自分自身の保温に限りますが
空間全体をあたためる必要がないので
省電力に一役買っています。
対面接客でなくデスクワークの際なら
電熱ウェアでも十分かもしれません。
駆動電源はモバイルバッテリーになります。
他には、電力会社のプランを
この機会に見直してみても良いでしょう。
プランによって夜間電力が安かったり
自分のライフスタイルに合わせて
最適なプランを検討してみるのも手です。
ただ、一般的に節約術は
うまくいっても数万円の利益が精一杯ですので
あまり凝り過ぎない程度に節電はしつつ、
本来はホームページの成約率アップなど
マーケティングの方に力を入れていきましょう。