治療院Youtubeアカウントの突然停止に注意
「治療院Youtubeアカウントの突然停止に注意」
こんにちは、杉原です。
私が大学にいたころの話ですが、研究室の先輩が3年間の研究生活の締めくくりに、卒業論文をまとめていました。
卒論は通常ワード、パワーポイントで100ページを超える膨大な量になります。
そんな大作をコツコツと作り上げ、そろそろ完成という締切の3日前に、悲劇が起きました。
パソコンのハードディスクがクラッシュして卒論に関するのすべてのファイル、画像などがなくなってしまったのです。
当時外付けハードディスクという概念も薄い時代で、コピー保存も同じハードディスク上だったため、文字通りすべて消えてしまったそうです。
パソコンが立ち上がらなくなった時は真っ青になったそうですが、気持ちの切替の早い先輩ですぐに立ち直り、
結局残り3日間 鬼神のような働きで論文を仕上げ、無事に合格されたそうです(笑)
このように、当然あると思っていたものが突然なくなると精神的なショックは大きいものです。
先日、ある会員さんから連絡がありましてご自身のホームページをいつものように何気なく確認していたそうです。
すると、ある異変に気付きました。
お客様との対談動画や、挨拶動画など、すべてのyoutube動画が見れなくなっていたそうです。
おかしいなということで、youtubeアカウントにログインしたところyoutubeチャンネルごと削除されていたそうです。
このyoutube突然停止現象は、どうもユーチューバーの間では数年前から話題になっていたそうで、
PPC広告のように事前に警告メールやその予兆のような現象が一切見られず突然すべての動画が停止になるため、やはりショックが大きいと思います。
ちなみに、停止したyoutubeを復活させるには異議申し立てフォームから申請するそうですが、
https://support.google.com/youtube/contact/accountdisabled
必ずしも復活する保証はなく、むしろ復活したらラッキーな方だそうです。
というわけで、まずこのメールをお読みでもしyoutubeを何本かアップしているという場合は、
「大元の動画ファイルがパソコンに残っているかどうか」
を確認しておくことをお勧めいたします。
大元のファイルさえ残っていれば、たとえばVimeoなどyoutubeではない別な媒体で再表示することができます。
■電子ファイルの管理方法について
冒頭の研究室の先輩の話はいまから20年前の出来事ですが、当時電子メディアというとパソコンのハードディスク20GBと、容量1MBのフロッピーディスクの時代でした。
バックアップも容易にとれない時代ということが分かりますね(笑)
しかし今は、外付けハードディスクも格安になりUSBメモリも100G超えが当たり前になりました。
こんな大容量時代の電子ファイル管理方法ですが、私はドロップボックスでここ数年安定しています。
https://www.dropbox.com/ja/
ドロップボックスとは、いわゆるクラウドというもので大元のデータをウェブ上に保存しておくものです。
スマホ、パソコン、タブレットなど、いろんなデバイスから最新状態のファイルにアクセスすることができます。
また、データの安全面でも多数の記録媒体でファイルを保存しているため、どれか1つのデバイスがクラッシュしてもファイル全てが消えることはまずないですね。
というわけで、目の前の集客活動も大事ですが、このような
「当然あると思っていたものが、突然なくなるリスク」
についても普段意識しておくようにしましょう。
ここからは余談ですが、江戸時代に商人の家で火事があると「まず顧客台帳をもって逃げろ」と言われていたそうです。
というのも、火事で家がなくなってしまっても、お得意客への連絡手段さえあれば、仕事をやりなおせるからという理由だそうです。
治療院さんでいうと、患者さんの連絡先リストにあたりますね。
茨木市でアトピー鍼灸院としてご活躍されている牧さんは、患者さん向けの毎月のニュースレターが100号を超えたと教えていただきました。
患者さんへの連絡先リストが手元にあれば、まず紛失しないようにバックアップをとり、余力があれば牧さんのようにニュースレターを配信するなど有効に活用していきたいですね。
■追伸
28日会員ウェブセミナーでは、昨年も売上を更新された日進市ボディバランスラボ大樹の保坂真樹子さんにインタビューさせていただきます。
保坂さんはここ5年間毎年安定してご活躍されており、はじめ3年は旦那様の治療院集客を軌道にのせ、
その後ご自身の目標だったダイエットスタジオをオープンし、いまは地元ママさん達になくてはならない存在となっています。
そんな保坂さんに、集客の秘訣とおすすめの日々の習慣などについて、お話をおうかがいしていきたいと思います。