AI時代の治療院集客
「AI時代の治療院集客」
こんにちは、杉原です。
先日、大学の友人の結婚式で東京に行った時の話です。
会場は渋谷だったのですが、東京駅についてすぐ
目的地をGoogleマップに入力しました。
すると電車の乗り換えや徒歩の経路まで
事細かにアドバイスしてくれるんですよね。
GPSにより現在地もほぼ狂いなく認識され、
結婚式会場まで迷うことなく到着できました。
数年前だったら、これを人に質問していたと思います。
これを無料のサービスとして提供しているGoogleはすごいなと思います。
各種Googleのサービスにはあらためて感謝しないといけませんね。
このように、ここ数年いわゆる生活知識という意味では
人に質問をするよりスマホに聞いた方が早い印象です(笑)。
どこか知らない土地へ行くと
スマホのGoogleが道案内してくれますし、
検索するとほとんどの答えが瞬時に返ってくるからです。
同じく、地元で治療院など新しい店舗を探すときも、
まず検索する人が大半かと思います。
インターネットが普及する2000年以前は、
なにか新しいサービスを利用する際
知人の口コミや紙媒体の広告に頼っていたと思います。
こう考えると、年々人間や紙などのアナログから
半導体でできているスマホ、いわゆるAI(人工知能)に
どんどん仕事が移行していることがわかります。
※参考文献:機械との競争
https://www.amazon.co.jp/dp/4822249212
実際、お役所で行うような公的な手続きも
いまコンビニの自動端末でできるようになっていますよね。
身近なところでどんどん人間の作業が
機械にとって代わっていることが分かります。
■治療院がAI(人工知能)の恩恵を受けるには
さて、私たち治療院はこのAI時代において
どういう行動をすれば恩恵を受けられるのでしょうか。
まずは、現在無料で提供されている
Googleのサービスをフル活用することです。
やはりGoogleはAIの世界第一線企業のため
この無料サービスをフル活用するだけでも
AIの恩恵を多大に受けることができます。
まず1つ、無料でいますぐできそうなこととすれば
Googleマイビジネスの「投稿機能」です。
https://webkikaku.co.jp/blog/attract/googlemybusiness/
この投稿機能、うまく使うと「地名+症状名」の
検索1ページ目にデカデカと表示されるのです。
「投稿」は昨年から出始めた新しい機能ですが、
写真と100~300文字程度の文章を投稿することができます。
Googleマイビジネスというと、
いまレビューを増やされている方は多いと思います。
レビューが増えると、MEO(マップ上位表示対策)に効果があるからですね。
しかし、大都市ではこのレビューも競争過多状態になっています。
競争過多エリアでも、しらべたところ
「投稿機能」を活用している治療院さんはまだ少ない印象です。
大阪のある治療院の会員さんは、特定の症状キーワードで
なんとマップ独占表示、かつSEOの領域にこの「投稿」が表示されています。
→この事例は31日会員ウェブセミナーで放送予定です
■まず、Googleマイビジネスにログインしてみる
Googleマイビジネスにログインしたことがない、という場合は
まずログインするだけでも全く世界が変わってきます。
https://www.google.com/intl/ja_jp/business/
無事にログインできたら、まず基本情報を入力していきましょう。
院内の写真、外観、院長スタッフさんの笑顔など、
写真を最低10枚以上はアップします。
そして、営業時間やメニュー料金など、
ホームページさながらの情報をマイビジネスに入力してみてください。
ここまでは所要1時間もあればできるかと存じます。
そのあとは、コツコツとレビューを増やしながら
「投稿」機能を1カ月に1回でも投稿してみてください。
ホームページのブログに投稿した記事を
更新情報というイメージで投稿するだけでもずいぶん違うと思います。
■これから活躍する治療院
というわけで、これからどんな治療院さんが活躍してくるかというと
ズバリ、「AIを活用できる治療院」ということになります。
そしてこれは技術的に難しいものだったり
多額の資金が必要なものでもなく、
無料ですぐにできることが多いです。
^^^^^^^^^^^^^^^^^
最近は治療院の受付業務のAI化も進んでいます。
難しい話ではなく、いわゆるウェブ予約システムですね。
いままで人間が対応してきた予約&キャンセルなどの受付業務を、代わりに機械が行うものです。
Eパークやホットペッパーなどが有名ですが、
最近は楽天もウェブ予約に参入したと聞きました。
ただ、これらは有料のものが多いので
ある程度事業規模の大きな治療院さん向けだと思います。
AIがどんなに進んでも人間的な交流はなくならないと思いますが、
まずは、いま自分の手の届く範囲で、できることを1つずつやっていきましょう。