治療院ヒートマップ分析でサイト成約率を上げる
2020-02-24
こんにちは、杉原です。
「治療院ヒートマップ分析でサイト成約率を上げる」
今回はヒートマップ分析というサイトの成約率をあげる無料ツールについて解説いたします。
ヒートマップとはサイト上のどのポイントが
・よくクリックされているか
・よく見られているか
・どこで離脱されているか
がサーモグラフィのように可視化できるツールです。
具体的には、こちらのような診断結果になります。(スマホ版です)
https://joseitiryouka.com/img/heatmap.png
いままでホームページの成約率を上げるというと、
「なんとなくヘッダーを変更しようかな」
「おそらくここを変えると良いだろう」
という”憶測”でコンテンツを修正することがほとんどだったと思いますが、
ヒートマップを使うことでより正確に改善ポイントがわかり、効率的にサイト成約率をあげていくことができます。
ちなみにヒートマップ分析は5年以上前からあったのですが、以前は英語版しかなかったり使い勝手がいまいち良くなかったのですね。
最近は機能制限はあるものの、日本語で優秀なヒートマップツールが増えてきました。ぜひ治療院さんも積極的に活用していきたいところです。
個人的には、ユーザーヒートというツールが使いやすくておすすめです。
https://userheat.com/
サイトにタグを1つ追加できさえすれば、すぐに分析データが蓄積されます。
月1000アクセス以上の一般的な治療院さんのサイトであれば、1~2週間ほどで結果が見えてきますね。
パソコンとスマホを分けて分析でき、管理画面もとても使いやすいです。
■ヒートマップを有効に活用する2つのポイント
ヒートマップを有効活用するには以下の2つがポイントになります。
(1)「熟読エリア」を知る
自分のサイトの、どこがよく見られているか、を知ることです。
このようにすることで、効率的にコンテンツを改善していくことができます。
たとえば、私が分析したところによるとヘッダー画像はもちろんよく見られているのですが
「選ばれる7つの理由」に代表されるようなサブキャッチ部分(ヘッダーのすぐ下)、
さらに「施術風景」や「代表挨拶」も見込み患者さんの興味度は高いといった印象です。
このあたりの見せ方はいろいろテストしてみる価値はありそうですね。
(2)「離脱ポイント」を知る
サイトのどこで「戻るボタン」「閉じるボタン」を押されているのか、を知ることで
その部分を集中的に改善していきます。
例えば、院長あいさつ部分にはいる直前で離脱率が高いということがわかった場合、
あいさつの前に患者様の声や社会的証明物を多く載せることで離脱率を改善していく、というイメージです。
するとサイト滞在時間が増えて、見込み患者さんのみならずGoogleからの評価まであがってくるということですね。
ヒートマップは以前は上級者向けのツールだったのですが、ここにきて無料で優秀なツールが増えていますので
ぜひご活用いただければと思います。
会員さんでも使用されている方が複数おり、活用されている方はウェブを強化しようという意識が高く業績も好調な傾向にあります。
というわけで、最近はGoogleマイビジネスやLINEアプリ、今回のヒートマップなど無料なのに優秀なツールが普及してきましたのでガンガン活用していきましょう。
■編集後記
今月の会員セミナーでは、清瀬市で自費の整骨院を経営されている清瀬バランス整骨院の高橋俊洋さんにインタビューさせていただきます。
高橋さんは以前横浜で開業された時に少々苦戦しましたが、心機一転エリアをかえて見事V字回復されました。
その後は業績が好調に推移し、なんと昨年は過去最高を更新されたとか。
そんな高橋さんに、自費メニューの集客から患者様のフォロー、日々のお仕事の習慣など、詳しくご活躍の秘訣をお伺いしていきたいと思います。