田舎の治療院ウェブ集客に勝機あり
「田舎の治療院ウェブ集客に勝機あり」
こんにちは、杉原です。
先日、日経新聞で福島県会津若松市にマイクロソフトやNECなど、大手IT企業が続々と進出するというニュースを目にしました。
会津は鶴ヶ城や白虎隊など観光地としても有名であり、昔ながらの家屋がそのまま残されてNHK大河ドラマの撮影場所としてもよく活用されているところです。
そんな会津は私の生まれ故郷でもあるのですが、雪国で、こづゆなど昔ながらの伝統的な食習慣がそのまま残る、田舎の代表格です。
利益を追求する企業としても、場所代が少なく済むところにどんどん移動してきますから、会津にハイテク企業が誘致されるのも納得がいきます。
さて、先日茨城県つくば市で1人治療院をされているリーフ治療院の根本さんとお電話していた時の話です。
杉原:「季節的にも暖かくなってきましたが、最近はいかがでしょうか。」
根本様:「1,2月は少し落ち込みましたが、おかげ様で3月4月と売上は好調です。」
根本さんは私の本にも掲載させていただきましたが、2017年の夏に開業されその後私のサポートにご入会いただきました。
それからわずか半年で、売上が目標の大台に載り、その後も毎月安定してご活躍されています。
そんな根本さん、素直な性格に加えとても勉強家で、メルマガはもちろん最新のウェブ集客情報にはいつもアンテナを張っておられます。
最近は自律神経やめまいなどのご相談が増えているそうで、地元つくば市の患者様を中心にとても評判となっているようです。
場所は変わって、福岡県飯塚市いとう治療院の伊藤さんも、同じく地方都市でお一人で整体院をされています。
伊藤さんはホームページ活用が大変お上手で、患者様とのツーショット写真が次々とアップされ、最近はyoutubeインタビューも活用されています。
そんな伊藤さん、ご相談当初は腰痛でホームページを作られていたのですが、肩こりなどの問い合わせも多いことに気づきました。これは田舎の方によくある傾向だと思います。
それからは切り口をかえたりスマホ目線でリニューアルするなど改良を加え、やはり地元飯塚市で評判の治療院となっています。
このように、「田舎の1人治療院は成功率が高い」、という印象があります。
治療院をもしこれから開業するとしたら、大局的にはまずエリア選定ですね。
とくに制約がなければ「田舎を選ぶのが吉」だと思います。ライバルが少ない上に賃貸料など毎月の固定費が削減できるからです。
その分人口密度は少ないですが、長期的にはそれを上回るメリットがありそうです。
またすでに田舎で治療院をされている場合は、「そのエリアで1番のウェブの使い手になる」だけで、集客が増えてくるでしょう。
東京や名古屋など、都会の治療院の場合はできるだけ「エリアや症状、患者層をピンポイントにしぼる」こと。
エリアを区で区切るのはもちろん、もう一段掘り下げた地名に広告費を集中させても良いかもしれません。
名古屋で整体院とダイエットスタジオをされている高口さんは、5年ほど前より南区に集中してマーケティングを展開し、現在も問い合わせが100件近いご盛況と教えていただきました。
最近は治療院もレッドオーシャンという声が聞こえてきますが、いつの時代も好調なやり方というものがあるものです。
あとはそれをスムーズに実行に移せるかどうか、このあたりの知恵の収集と行動力が問われる時代になってきます。
追伸;
今月末の会員セミナーでは、ゲストコーナーといたしまして(株)黄金比率ダイエット研究所の平林栄二さんに電話インタビューさせていただきます。
平林さんは2013年にご入会いただき当時はパーソナルトレーナーとしてお一人で活動されていましたが、
ここ5,6年の成長は目覚ましく、現在は東京で国家資格7名の大規模な出張整体事業と健康食品のオンライン通販をされています。
インタビューではこの5年間どのようにして事業を大きくされたのか、切り口選定やウェブの活用を中心にお話をおうかがいしていきたいと思います。